蓄電池
专利摘要:
積層体(2)中で上下に重ねられ、直列に接続された、少なくとも2つの単電池(3’、3”)を有する蓄電池(1)であって、単電池が平面電極(4、5)を備え、積層体(2)の端部が蓄電池(1)の極(9、10)を形成し、前記電極が、前記積層体から側方に突き出る接続線路(11、12)を有し、すべての前記単電池の少なくとも一方の前記接続線路が、積層体のほぼ長手方向に延びる、1つの共通のコア(13)を介して誘導結合され、第1群の単電池(3’)の接続線路(11、12)が、第2群の単電池(3”)の接続線路(11、12)とは逆向きに誘導結合される蓄電池。 公开号:JP2011507149A 申请号:JP2010516523 申请日:2008-07-18 公开日:2011-03-03 发明作者:クラメール,ゲルト 申请人:マグナ ステアー ファールゾイヒテクニーク アーゲー ウント コ カーゲー; IPC主号:H01M2-20
专利说明:
[0001] 本発明は、積層体中で上下に重ねられ、直列に接続された、少なくとも2つの単電池を有する蓄電池であって、単電池が平面電極を備え、積層体の端部が蓄電池の極を形成し、電極が前記積層体から側方に突き出る接続線路を有する蓄電池に関する。] 背景技術 [0002] この種の蓄電池は、最近は自動車の電気駆動システムにおいて、多数の平面的な単電池を積層し、直列接続することによって、100Vを上回る高い蓄電池極電圧を生じさせるために使用されている。] [0003] しかし、単電池の直列接続は、すべて単電池が同じ充電電流で充電され、したがって個々の単電池にわずかな品質差があっても、それが異なる充電状態をもたらすという欠点がある。したがって、個々の単電池間で電荷を平衡させるために、既に多数の回路が提案されている。これらの回路は、単電池の個々の電極にアクセスし、単電池ごとに抵抗網を介して電荷を破棄するか、またはコンデンサを介して単電池を充放電するか、または単電池間で誘導によりエネルギー伝達することに基づくものである。最後の方式は、誘導性電荷平衡(誘導性平衡)として公知であり、例えば、ドイツ特許出願公開第19533543号およびドイツ特許出願公開第4422409号に記載されている。] [0004] 誘導性電荷平衡方式の場合、個々の単電池が、スイッチを介して交互に複数のコイルに接続される。これら複数のコイルは、共通のコアを介して誘導結合されている。より高い荷電状態を有する単電池から送出されたエネルギーが変換されて、磁界の形成をもたらし、スイッチ切換え時に磁界が消滅すると、それが荷電状態のより低い単電池向けの充電エネルギーに逆変換される。これにより切換えが繰り返されると、すべての単電池間での電荷平衡が達成される。誘導性電荷平衡方式には、単電池の電気化学的分離が自動的に得られるという大きな利点がある。しかし欠点は、個々の単電池を、エネルギー変換のために使用されるコイルと接続するための布線コストが高いことである。多数の単電池、例えば、数十または数百個の単電池から構成される蓄電池では、誘導性電荷平衡方式を実際に使用するためには、現在の布線コストは非常に高い。] [0005] 本発明の目的は、従来技術の上記欠点を克服し、誘導性電荷平衡を用いた動作を、簡単かつ低コストで可能にする、積層された単電池からなる蓄電池を提供することにある。] [0006] この目的は、冒頭に述べた種類の蓄電池であって、本発明によれば、すべての単電池の少なくとも一方の接続線路が、積層体のほぼ長手方向に延びる1つの共通のコアを介して誘導結合されており、第1群の単電池の接続線路が、第2群の単電池の接続線路とは逆向きに誘導結合されることを特色とする蓄電池によって達成される。] [0007] このようにして、蓄電池積層体とコアからなる小型ユニットであって、コアが、積層体の全長にわたって好ましくは平面電極に対して、垂直に延びる小型ユニットが提供される。これにより、電極から出た接続線路を、コストのかかる中間布線なしで、直接コアを迂回し、コアを通り抜け、またはそれ以外の所望の様式でコアの周囲を引き回しまたは案内することができる。これにより接続線路の誘導結合が得られる。共通のコアを通過した接続線路は、従来のように、形成されたインダクタンスを切り換えるためのスイッチによって配線接続することができる。] [0008] 前記接続線路のそれぞれが、その平面電極の平面内で、コアを迂回して通り過ぎると、特に好適である。これにより本発明の構成が非常に薄い、例えば、箔から作製された多数の電極を備える層構造に特に適したものとなり、それらの電極の接続線路を交差することなく直接案内することができる。] [0009] 各電極が、その接続線路と一体に作製されるのが好ましい。大量生産の場合にコスト的に非常に好適である。] [0010] 本発明の蓄電池の構造は、一方の接続線路が、第1の群では単電池の正の電極から出ており、第2の群では単電池の負の電極から出ている、またはその逆、さらに規格化し簡略化することができる。] [0011] 本発明の、さらなる好ましい特徴によれば、それぞれ他方の接続線路も、適切な結合方向にコアを介して案内され、1つの単電池の2つの接続線路がインダクタンスの形成に寄与するとき、結合度をさらに高めることができる。] [0012] 本発明のさらなる好適な実施形態は、コアが「Uコア」または「Oコア」であり、コアの長手方向の脚部が積層体を貫通しており、単電池のそれぞれ一方の接続線路が、スリットによって、その電極から境界を画されて、長手脚部の間を通り抜け、これに対して、単電池のそれぞれ他方の電極は、長手脚部の間に分離スリットを有することを特色とする。この実施形態では、コンパクトさと効率の点で最適化が達成される。すなわち、コアが積層体に直接組み込まれ、接続線路は電極から直接引き出されるように加工されており、必要な材料が最小限になる。このようにして、単にスリットを電極内に形成するだけで、電流供給のための接続線路が所望の方向に、コアの広がり方向に対して垂直に形成される。すなわち、接続線路はコアの周囲で半巻線または部分巻線として働き、別個の布線を必要とせずに、このコアを介して誘導結合される。] [0013] 好ましい代替の実施形態では、コアが、少なくとも1つの横脚部を介して接続された、少なくとも2つの長手脚部を有することができる。これら長手脚部が積層体を貫通し、単電池の一方の接続線路が、スリットによってその電極から境界を画されて、長手脚部の間を蛇行して通り抜ける。例えば、コアは「E字」の形に、3つの長手脚部と1つの横脚部を有することができる。] [0014] その際、単電池のそれぞれ他方の接続線路が、スリットによって電極から境界を画されて、長手脚部の間を逆向きに蛇行して通り抜けることが好ましい。代わりに、単電池のそれぞれ他方の電極が、長手脚部の間に分離スリットを有することもできる。どちらの場合にも、単電池の2つの群が逆向きに結合される。ここで、前者の場合には、さらに大きな結合度が達成される。] [0015] 第1群の単電池と第2群の単電池を交互に配置することが好ましい。構造がさらに簡単になり、単電池を2つの同じ大きさの群に配分することによって、電荷平衡が最適化される。] [0016] 隣接する2つの単電池の隣り合った電極同士を統合して、1つの共通の、それ自体公知のいわゆる「バイポーラ」電極にすると特に好適である。これにより、材料をさらに節約することができる。] [0017] 同じ理由から、隣接する2つの単電池の、隣り合った電極の接続線路同士も統合して、1つの共通のバイポーラ接続線路にすると特に好適である。] [0018] 本発明の蓄電池の可能な配線様式では、各単電池の接続線路が、制御されたスイッチを介して接続されており、第1群の単電池の少なくとも1つのスイッチと、第2群の単電池の少なくとも1つのスイッチが交互に制御される。] [0019] 本発明の他の好ましい実施形態は、コアが、2次電力を使用するため、および/または蓄電池を充電するための補助巻線を備えることを特色とする。これにより、蓄電池の負荷電流回路が遮断された場合でも、エネルギーを蓄電池から取り出すことができる。後でさらに論じるように、DC/DCコンバータの様式での電圧変換の可能性も開かれる。他方では、この補助巻線を介して、同時に「誘導性平衡」を行いながら、蓄電池を充電することさえ可能となる。] [0020] 本発明は、平面電極を備えるいかなる種類の蓄電池にも適する。しかし、蓄電池は好ましくは、リチウムイオン蓄電池、またはリチウムポリマー蓄電池である。これらの電池は、高い出力密度を特色とし、誘導性電荷平衡に適している。] [0021] 本発明について、以下に、添付図面に示した例示的実施形態に基づき詳細に説明する。] 図面の簡単な説明 [0022] 本発明の蓄電池の第1の実施形態の概略的斜視図である。 図1の蓄電池のブロック回路図である。 図1の蓄電池の最初の4つの電極の平面図である。 本発明の蓄電池の別の実施形態の全体平面図である。 図5a〜dは、最初の4つの電極の個々の平面図である。 本発明の蓄電池の別の実施形態の全体平面図である。 図7a〜dは、最初の4つの電極の個々の平面図である。 図7の蓄電池の概略斜視図である。 最初の2つの電極上に投影した、本発明の蓄電池の別の実施形態を示す全体平面図である。] 図1 図7 実施例 [0023] 図1は、4つの単電池3’、3”を上下に重ねた、積層体2を有する蓄電池1を示す。各単電池3’、3”は、平面的な正電極4と、平面的な負電極5と、その間にある化学的構成体または電解質6とから構成される。] 図1 [0024] 単電池3’、3”は、当技術分野で知られている、いかなる種類のものでもよく、例えばリチウムイオン電池、リチウムポリマー電池などとすることができる。単電池3’、3”の厳密な内部構造は、本発明の対象ではなく詳細には説明しない。本発明の目的に関しては、単電池3’、3”が平面状であること、すなわちその電極4、5および電解質6の厚さに比べてその平面7内で相対的に大きな、横および長手方向の広がりを有することに触れておくだけで十分である。例えば、現在のリチウムイオン電池では、金属層が蒸着された薄い支持箔が電極4、5に使用される。したがって、平面電極4、5または単電池3’、3”は箔状であり可撓性がある。] [0025] したがって、「平面」電極または単電池という概念には、本明細書の開示において、平坦なだけでなく、上記の意味合いで平面状であれば、湾曲した、波打った、またはその他の歪んだ電極および単電池も含まれる。] [0026] 電極4、5の輪郭、したがって単電池積層体2全体の輪郭は、任意に選択することができ、例えば、使用される取付け空間に適合させることができる。自動車における好ましい使用の際には、蓄電池1は例えば、既存の車両空き空間にぴったり収まることができ、またはそれ自体を車両部材として、例えば、トランクルーム底部、座席底部、ドア内張として成形することができる。] [0027] 積層体2内の単電池3’、3”は、接続部8によって概略的に示されるように、直列に接続されている。一つの実施形態では、隣接する2つの単電池3’、3”の、隣り合ったそれぞれの電極5、4が、これらを接触させるために全面で当接され、またはこれらの電極が、とりわけ1つの、共通のいわゆる「バイポーラ」電極として統合される。] [0028] 積層体2の端部は、蓄電池1の2つの極9、10を形成する。単電池3’、3”の電極4、5には、さらに、積層体2から側方に突き出る接続線路11、12が設けられている。好ましくは、接続線路11、12は、電極4、5の平面7内にも延びる。とりわけ、接続線路は電極と一体に形成され、例えば、同じ(被覆された)箔から切り出される。] [0029] 単電池3’、3”の接続線路11、12は、良導磁性材料、例えば、軟鉄またはフェライトからなるコア13を、迂回して通り過ぎるように案内され、しかも動作時に、すなわち電流が接続線路11、12を流れるとき、相互に誘導結合される。] [0030] 図1の実施形態では、コア13は、2つの長手脚部14、15を備える「環状コア」または「Oコア」である。2つの長手脚部は、2つの横脚部17を介して「リング状」または「O字状」に閉じている。所望の場合には、横脚部17の1つを省略することができ、「Uコア」が得られるが、もちろん、結合度およびインダクタンスは低減される。「Oコア」という概念は、閉じた磁気回路を備える任意の種類のコアを意味する。例えば、リングコア、楕円形Oコア、多角形Oコア、ヨーク付きのUコアなどである。] 図1 [0031] コア13の長手脚部14、15は、積層体2の長手方向全体にわたり、しかも好ましくは電極4、5の平面7に対して垂直に延びている。その代わりに、とりわけ特別の取付け要求によってそうせざるを得ない場合には、コア13は、平面7に対して90°とは異なる角度で、積層体2の長手方向全体にわたり延びることもできる。図1の実施形態では、コア13は、積層体2のすぐ傍を延び、例えば、積層体と密に組み立てることができる。] 図1 [0032] 接続線路11、12の端部は、コア13を通過した後、さらなる配線に使用可能である。図2は、好ましい配線形態を示す。] 図2 [0033] 図2によれば、各単電池3’、3”の接続線路11、12の端部同士が、1つの制御スイッチ18を介して接続される。接続線路11、12がコア13を通過することによって、それぞれ形成されるインダクタンスLが、図2の回路図に示されている。] 図2 [0034] 図1および2から分かるように、接続線路11、12は、第1群の単電池の3’の接続線路間の誘導結合が、第2群の単電池の3”の接続線路間の誘導結合と正反対となるように、コア13を通り抜けて、またはコアを迂回して案内される。ここでは、第1群の単電池3’と第2群の単電池3”は交互に配置される。必須ではないが、こうすると後でさらに説明するように層構造が簡略化される。] 図1 [0035] ここで、第1群の単電池の3’のスイッチ18と第2群の単電池3”のスイッチ18が、制御クロック19により制御されて、それぞれ交互に閉じられると、インダクタンスLを流れる交流電流が発生する。この電流は、コア13内で交流磁界を形成し、この磁界はさらに、インダクタンスLおよび接続された単電池内に、対応して交流電圧を誘導する。その結果、充電状態の高い単電池3’、3”と充電状態の低い単電池3’、3”のエネルギー平衡が生じる。これは「誘導性平衡」として知られている。] [0036] 必要な場合には、コア13上にある補助巻線20を介して、コア13内の交流磁界から補助電力または2次電力を取り出すことができる。この補助電力または2次電力は、例えば、蓄電池の極9、10における負荷電流回路とは無関係に、別の電気コンポーネントに給電するために利用することができる。こうすることにより、例えば、このコンポーネントに給電するための別個のDC/DCコンバータは不要になる。したがって、誘導性電荷平衡で動作する蓄電池1は「副産物」として、補助巻線20の巻き数により選択可能な付加的交流電圧を供給する。この交流電圧は、整流することもでき、DC/DCコンバータの代わりとなる。] [0037] さらに、補助巻線に交流電流が供給される場合、この補助巻線20を蓄電池の充電のために使用することもできる。この場合、充電は「誘導性平衡」と同時に行われる。] [0038] 最も簡単な場合、図1に示すように、各単電池3’、3”の1つの接続線路11または12だけが、図2に示すような所望の結合方向を達成するために、相応の巻き方向でコア13を迂回して、またはこのコアを通り抜けて案内される。図3にその詳細を示す。第1群の単電池3’の正の電極4の接続線路11が、コア13から離れた所を通り過ぎ、第1群の単電池3’の負の電極5の接続線路12が、コア13を通り抜け、第2群の単電池3”の正の電極4の接続線路11が、同様にコア13を通り抜け、第2群の単電池3”の負の電極5の接続線路12が、やはりコア13から離れた所を通り過ぎる。したがって、この場合に、コア13を通り抜ける接続線路の極性が逆であるので、第1の単電池3’の接続線路12の電磁結合は誘導性となり、すなわち、コア13内の磁束方向に関して、第2群の単電池3”の接続線路11の電磁結合とは逆向きになる。] 図1 図2 図3 [0039] 図4は、ロッド状コア13を備える、第1の代替実施形態を示す。このロッド状コア13の周囲を、第1群の単電池3’の接続線路11と、第2群の単電池3”の接続線路12は、それぞれ1つまたは複数の巻線の形態で迂回して案内され、一方、第1群の単電池3’の接続線路12と、第2群の単電池3”の接続線路11は、コア13から離れた所を通り過ぎる。] 図4 [0040] 図5は、ロッド状コア13を備える別の代替実施形態を示す。このロッド状コア13の周囲を、すべての単電池3’、3”の、すべての接続線路11、12がそれぞれ半巻線の形態で、しかも、それぞれ図示の方向および巻き方向で、迂回して案内され、それにより第1群の単電池3’と第2群の単電池3”との間で、所望の逆向きの結合が達成される。] 図5 [0041] 図6は、図1および図3のような、Oコア13を備える別の実施形態を示す。このOコア13の長手脚部14、15の周囲を、単電池3’、3”のすべての接続線路11、12が、1つまたは複数の巻線の形態で迂回して案内される。この場合も、方向および巻き方向は、図2による相応の誘導結合方向が達成されるように選択される。] 図1 図2 図3 図6 [0042] 図3および図5の実施形態は、接続線路の交差が必要でないという利点を有する。このことは、図1に示した平面的で一体型の層構造に特に適している。] 図1 図3 図5 [0043] 図7および8は高い結合度を有し、線路が交差しない、特にコンパクトな別の実施形態を示す。この実施形態では、長手脚部14、15を備えるOコア13が、単電池3’、3”の積層体2全体を貫通しており、接続線路11、12は、いわば、電極4、5中に「組み込まれている」。] 図7 [0044] ここでは、Oコア13を貫通する第1群の単電池3’の正の電極4の接続線路11は、2つのスリット21、22によって、それぞれの電極4または5の残りの平面から境界を画されている。スリット21、22は、それぞれコア13の長手脚部14、15の貫通個所から電極4、5の縁部まで達し、スリット21、22の間に残った電極の部分が、電流線23に示されるように、コア13を貫通するそれぞれの接続線路11、12を同時に形成する。] [0045] 第1群の単電池3’の他方の電極5、または第2群の単電池3”の他方の電極4は、コア13の長手脚部14、15の貫通個所の間に分離スリット24を有する。この分離スリット24は、電流がここでコア13を貫通するのを阻止し、電流が(図7に示すように)コア13の外側を迂回して流れるよう強制する。図7の電流線25は、このことを示唆している。] 図7 [0046] 図7の実施形態の接続線路11、12が、図2に示すスイッチ18によって配線接続される場合、第1群の単電池3’と第2群の単電池3”との間にそれぞれ逆向きの誘導結合が生じる。] 図2 図7 [0047] 図7および8から分かるように、この実施形態は、隣接する2つの単電池3’、3”の隣り合った電極4、5を統合するのに特に適している。なぜなら、これら隣り合った電極は、全く同じ構成を有しているからである。したがって、これらの電極を1つの共通な、さらには一体型の「バイポーラ」電極として直接統合することができる。] 図7 [0048] 図9は、さらに別の実施形態を示す。この実施形態では、2つの長手脚部14、15を備えるOコアの代わりに、3つの長手脚部14、15、16を備えるE字形コアが使用される。これらの長手脚部は、ヨークとして働く図1の横脚部17を介して結合されて、「E字形」になっている。必要な場合には、対向する第2の横脚部17を使用し、「E字形」を補完して、相互に接する2つの「O字形」にすることもできる。図9のコンセプトを、3つよりも多い長手脚部14〜16、例えば4つ、5つまたはそれ以上の長手脚部に拡張することもできることを理解されたい。] 図1 図9 [0049] 図9には、第1群の第1の単電池3’の2つの電極4、5だけが図示されている(第2群の単電池3”の電極はこれと鏡映対称である)。(ここでは上方に図示されている)負の電極5の一方の接続線路12は、スリット26〜29によって、その電極5から境界を画されて、コア13の長手脚部14〜16の間を蛇行して通り抜け、符号30の傍で残りの電極面に開口する。(ここでは下方に図示されている)正の電極4の接続線路11は、スリット31〜34によってその電極4から境界を画されて、長手脚部14〜16の間を逆向きに蛇行して通り抜け、符号35の傍で残りの電極面に移行する。] 図9 [0050] 別の(図示しない)実施形態では、図7と図9の実施形態の組合せとして、単電池3’、3”の電極4、5のそれぞれ1つが、蛇行して案内される接続線路の代わりに、単に図7の実施形態のような、スリット24を有することもできる。こうすると、結合度は小さくなる。] 図7 図9 [0051] 当然のことながら、単電池間の誘導性電荷平衡を達成するために、図2に図示したのとは別の形で、当技術分野で知られている任意の様式で、単電池3’、3”を、それらの接続線路11、12に接続することもできる。さらに、接続線路11、12は、個々の単電池の単電池電圧を測定するために、または単電池3’、3”を個別に充電または放電するために使用することもできる。また、スイッチ18を、群ごとに一定のタイミングで切り換えるだけではなく、個々の単電池を必要に応じて、例えば、接続線路11、12における個々の単電池の電荷測定に基づいてタイミングを決めることもでき、それにより選択された単電池3’、3”間で、単電池ごとに再充電を実施することもできる。] 図2 [0052] したがって本発明は、上記の実施形態に制限されるものではなく、添付の特許請求の範囲に含まれるすべての組合せ、変形および変更を含むものである。]
权利要求:
請求項1 積層体(2)中で上下に重ねられ直列に接続された、少なくとも2つの単電池(3’、3”)を有する蓄電池(1)であって、前記単電池が平面電極(4、5)を備え、前記積層体の端部が、前記蓄電池の極(9、10)を形成し、前記電極が、前記積層体から側方に突き出る接続線路(11、12)を有する蓄電池において、前記すべての単電池の少なくとも一方の前記接続線路が、前記積層体のほぼ長手方向に延びる1つの共通のコア(13)を介して誘導結合され、第1群の単電池(3’)の前記接続線路が、第2群の単電池(3”)の前記接続線路とは逆向きに誘導結合されることを特徴とする蓄電池。 請求項2 前記接続線路のそれぞれが、前記平面電極の平面(7)内で、前記コアを迂回して通り過ぎることを特徴とする請求項1に記載の蓄電池。 請求項3 前記各電極が、その前記接続線路と一体に作製されていることを特徴とする請求項1または2に記載の蓄電池。 請求項4 前記一方の接続線路が、前記第1群(3’)では、前記単電池の正の電極(4)から出ており、前記第2群(3”)では前記単電池の負の電極(5)から出ている、またはその逆であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の蓄電池。 請求項5 すべての前記単電池のそれぞれ他方の前記接続線路も、相応の結合方向に、前記コアを通り抜けて案内されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の蓄電池。 請求項6 前記コアがUコアまたはOコアであり、該コアの長手脚部(14、15)が前記積層体を貫通し、前記単電池の一方の前記接続線路が、スリット(21、22)によって、前記各電極(4、5)から境界を画され、前記長手脚部の間を通過し、一方、前記単電池のそれぞれ他方の前記電極が、前記長手脚部の間に分離スリット(24)を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の蓄電池。 請求項7 前記コアが、少なくとも1つの横脚部(17)を介して接続された、少なくとも2つの長手脚部(14〜16)を有し、前記長手脚部が前記積層体を貫通し、前記単電池の前記一方の接続線路が、スリット(26〜29)によってその前記電極から境界を画され、前記長手脚部(14〜16)の間を蛇行して通過することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の蓄電池。 請求項8 前記単電池のそれぞれ他方の前記接続線路が、スリット(31〜34)によってその前記電極から境界を画され、前記長手脚部の間を逆向きに蛇行して通過することを特徴とする請求項7に記載の蓄電池。 請求項9 前記単電池のそれぞれ他方の前記電極が、前記長手脚部の間に分離スリット(24)を有することを特徴とする請求項7に記載の蓄電池。 請求項10 前記第1群と前記第2群の単電池が、交互に配置されることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の蓄電池。 請求項11 隣接する2つの前記単電池の隣り合った前記電極が、1つの共通のバイポーラ電極として統合されていることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の蓄電池。 請求項12 2つの隣接する前記単電池の隣り合った前記電極の前記接続線路が、1つの共通のバイポーラ接続線路として統合されていることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の蓄電池。 請求項13 それぞれの前記単電池の前記接続線路が、1つの制御されたスイッチ(18)を介して接続され、前記第1群の単電池の少なくとも1つのスイッチ(18)と、前記第2群の単電池の少なくとも1つのスイッチ(18)が、交互に制御されることを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の蓄電池。 請求項14 前記コアが、2次電力を脱結合させるためおよび/または蓄電池を充電するための補助巻線(20)を備えていることを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載の蓄電池。 請求項15 リチウムイオン蓄電池またはリチウムポリマー蓄電池であることを特徴とする請求項1から14のいずれか一項に記載の蓄電池。
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